テレビ朝日、フジテレビ、テレビのキー局はたくさんありますが公務員ではないですがNHKは日本の公共放送としての使命をもっているため食いっぱぐれないのない職です。
- 「NHKってぶっちゃけ給料いいの?」
- 「NHKって他の民放とどう違うの?」
という素朴な疑問をお持ちではありませんか?
天下のNHKですし、制作会社などで働いていた人はNHKのホワイトな環境などを小耳に挟んだことがあるのじゃないでしょうか?
私も今でもNHKの噂話はよく聞きます。
「NHKはある時間以降まで撮影が押しちゃうと強制的に照明落とされるらしいよ」
「NHKはちゃんとボーナス出るらしいよ」
当時の自分にとっては制作会社でボーナスが出るなんて絶対ウソだと思っていたので笑っていたのですが、どうやら調べたらこれ本当らしいのです。
この記事では主にNHKの給料情報などにスポットをおいて、口コミや評判なども見ていきたいと思います。
また引用元のPDFなどへのリンクを貼っておきますので更に詳しくNHKの内情を知りたい人はご覧になってみてください。
この記事では具体的に
- NHKの給料は一体いくらくらい…?
- NHKの映像編集の仕事の特徴や口コミや評判
- NHKで働く魅力
といった内容で説明していきますので、NHKに興味ある方はぜひ、まずはご一読を!
NHKの給料は??
NHKといえば放送法などで半ば強引にお金を徴収するイメージが強いですが、地震が起きたときや災害が起きたときなどはいの一番にNHKを付ける人も多いのではないでしょうか?
それほど、NHKにおいては公平な放送をしているという認識があるからです。
スポンサーがいないから、どこかの意見に流されることなく番組を作っていけるということですね。
さて、そんなNHKですが民放などとは違って、主な会社の収入は国民の皆さんが収めているNHK受信料になります。
NHKは放送法第64条に以下の記述があります。
協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。
ただし、放送の受信を目的としない受信設備又はラジオ放送(音声その他の音響を送る放送であつて、テレビジョン放送及び多重放送に該当しないものをいう。
第百二十六条第一項において同じ。)若しくは多重放送に限り受信することのできる受信設備のみを設置した者については、この限りでない。
テレビなどのチューナー機能がある人は契約をする義務があるということですね。
この放送法の内容については色々と議論されていますが、今回は特には関係ないので省かせていただきます。
ポイント
フジや日テレなどの民放→スポンサーからの広告収入
NHK→NHK受信料
平成29年の単体決算によると事業収入は7204億円、事業支出は6973億円、事業収支差金は230億円の黒字となっています。
230億円の黒字というのはコカコーラジャパンの純利益252億や、日本マクドナルドホールディングスの240億円と比べると安定している度合いがよく分かると思います。
引用:NHKの単体決算の速報
そんなNHKの給料情報ですが、国営放送と揶揄されるくらい半国営のような会社ですからしっかりとランクに分かれています。
管理職を除く一般職は
- 基準賃金(基本給)
- 基準外賃金(残業代)
- 諸手当
- 日当
- 賞与
という報酬に別れています。
引用:職員の給与等の支給の基準
基本賃金は『A1』,『A2』,『B1』,『B2』,『C1』,『C2』というランクに分かれていて、下限と上限の金額が決まっています。
下限額 | 上限額 | |
A1 | 164,950円 | 240,000円 |
A2 | 243,360円 | 271,360円 |
B1 | 278,360円 | 306,360円 |
B2 | 310,360円 | 338,360円 |
C1 | 340,360円 | 382,690円 |
C2 | 369,000円 | 405,000円 |
とかなり厳格に定められています。
これをベースに『世帯給』や『子育て給』などが加わります。
NHKが公表している大卒の人のモデル年収は
35歳で【666万円】
30歳で【528万円】
となっています。
他の企業などでもこれくらいの給料をもらえるところはありますが、半国営のNHKで働けるというのは家庭をもっているような人には安心をして働けるのではないでしょうか?
引用:職員の給与等の支給の基準
NHKの福利厚生
NHKは福利厚生もかなりしっかりしているのが特徴です(ややお役所っぽい印象は拭えませんが…)
休暇
- クリエイティブ休暇
- リフレッシュ休暇
- 結婚休暇
- 産前産後休暇
- 母性保護休暇
- 妻出産休暇
- 看護休暇
- 介護休暇
- 積立休暇
- 配偶者同行休職
育児休職
退職金制度
退職年金制度
- 退職年金
- 有期退職年金
- 脱退一時金
確定拠出年金
また社食なども用意されていたりするので、福利厚生はかなりしっかりしていると言えます。
スタジオカフェのレストランメニューは普通に美味しいのでちょいとお高いですが、時間のあるときは寄りたいです。
と、かなりしっかりとした福利厚生を謳っているNHKです。
特に私は子供が生まれてからはかなり『安定』に重きを置くようになったので、年金や退職金もしっかりと完備されているので少し落ち着きたい方なども検討してみるのもありだと思います。
豊富なジャンルがあるNHKの仕事
NHKはニュース番組ももちろんありますが、最近のNHKは『ねほりんぱほりん』や一時期話題になっていた『みんなで筋肉体操』など、かなりエッジの効いた作品を作っています。
どれもNHKの社内制作でここまで思い切ったことができることに私もかなりびっくりしました。
時代がAppleのFCP7でほとんどのTV番組が作られていた頃、
NHKはPrunusというかなり特殊な編集システムを使っていました、
かなり特殊なスキルでNHKでPrunusを覚えてもほかの会社では役に立たない!と言われるくらい特殊な編集システム(ソフトではなくスタンドアローンで独立していた)だったのですが
まだ報道系ではPrunusを利用していることもあるようですが、ここ最近ではEDIUSやPremiere Pro CC、AVIDなども導入されてだいぶ柔軟になった印象を受けます。
またNHKは関連会社などもかなり多くあるために、映像編集だけだとしても自分にあう会社を受けられるチャンスが多いのが魅力です。
NHKの映像編集の仕事の特徴
NHKはいろいろなジャンルの番組がありますが、やはり中心は
ニュース・報道ではないでしょうか。
朝・昼・晩と同じニュースを放送することも少なくありません。ただ、この場合も同じ映像を流すわけではなく、少し視点を変える、表現を変える必要もあります。
ニュース番組の時間までに編集作業を終わらせる必要もあり、時には編集のスピードも要求されます。
そして、NHKの場合、転勤があるというのも大きなポイントです。
NHKは各地域に放送局がありますから、就職した放送局ではない地域に転勤になる事もあります。
転勤は大変かもしれませんが、いろいろな地域での体験はきっと自分のスキルアップに繋がるはずです。
なによりも『NHKで働いている』というネームバリューはとても大きいです。
いずれ更に転職する際にもNHKで働いていたというのは、とても大きなアドバンテージになります。
仮にNHKから独立もしくは他の制作会社に転職するという場合も、nkhでの経験だけでなく、NHKで働いたことがあるというネームバリューも転職に有利に働くことになります。
そしてそれはあなたの仕事に対する自信になる事もあります。
NHKで働く魅力
NHKで働くことに関して、私から見てとてもうらやましい魅力がいくつかあります。
1.スーパーホワイト企業
映像業界全般がとてもブラック体質です。
他の民放も変わらず徹夜なんて当たりまえのブラック企業体質ですがNHKは別です。
スケジュールもしっかりと組み立てられ無茶な残業などもありません。
2.給料体系がしっかりしている
映像の制作会社などはボーナスなどとまったく縁のない事が多いのですが、NHKは別です。
しっかりとした給料体系で残業代もきちんと支給されます。
他のポスプロや制作会社にいると信じられないようなしっかりとしているのがNHKです
3.労務管理がしっかりしている
映像制作の現場はどこもハードで好きじゃないとやっていけないことが多いのですが、NHKの場合は労務関係もしっかりしています。
また有給休暇などもしっかりととれるのでライフワークバランスを考えた生活もできます。
映像の業界では労務関係がしっている会社はとてもすくないのでとても貴重です。
- スーパーホワイト企業
- 給料体系がしっかりしている
- 労務管理がしっかりしている
以上のような他社にはないメリットがあります。
NHKで働くなんて無理(採用されないという意味で)、と思う方もいるでしょうが、求人はありますし、未経験でも採用される可能性はあります。
まとめ
NHKは出世コースに乗れれば1000万円を超えることも可能な仕事です。
また、40歳、50歳になって編集が辛くなったら配置換えなどで別の部署や後進の育成などに回ることも出来るので、骨を埋める企業として考えるとかなりメリットのある会社になります。
企業年金に退職金制度など勤め上げたときのことを考えると映像の仕事をしていく上で相当条件のいい会社です。
NHKは公式サイトでもキャリア採用や定期採用をしているのですが、少しでも採用率を上げたいようでしたら転職エージェントを利用してください。
転職エージェントを利用することで採用確率を上げることができますので絶対に利用してください。
ポイント
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60年以上の歴史を持つ「宣伝会議」のグループ会社です。
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最近では、インハウス求人(一般企業の宣伝、広報、マーケティング、デジタル・Web、クリエイティブ部門の求人)が増加しています。
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経験者、未経験者含めて幅広く求人を扱っているので、広告映像に興味があるようでしたら登録をするべき転職エージェントです。
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また担当者の方も熱心な方が多いので見えないところでも加点があります笑
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