つい先日に40代の男性の方から、未経験だけどテレビ業界で働きたいと相談を受けました。
40代で映像の業界に入るのは無理なのか‥?と不安そうに聞かれましたが、断言します。
43歳でも無理じゃありません!
決して早くはない映像業界デビューですが、40代や30代でも問題ありません。
ひとつだけ不安があるとすれば徹夜仕事になったときの体力が果たして持つかどうか?
この問題だけは念頭においておかなくちゃいけないですが、決して手遅れということはありません。
さて、40代で転職してきた知り合いの話をしようと思います。
43歳で転職してきた新人さん
43歳でちょっと緊張した顔をして
「はじめまして、この度ご縁があって、働かせて頂きます。斎藤です」
とご挨拶した方は、トレンディエンジェルの斎藤さんに似ていたので斎藤さんと仮名をつけます。
https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=2745
元々、斎藤さんはテレビなどのクリエイティブ職に興味があったのですが、縁がないままサラリーマンとして43歳まで来られた方でした。
一念発起して、制作会社の扉を叩いたそうです。
斎藤さんに聞いたことがあります。
転職活動で何が大変だったか?と。
- 年齢で門前払いをされることが多い
- 収入もサラリーマンのときよりは下がる
- 年下の先輩とうまくやれるかどうかをすごく聞かれた
と教えてくれました。
年齢で門前払いをされることが多い
「これはもう仕方がないですよね」
と斎藤さんは笑っていました。
若いスタッフからしたら43歳の斎藤さんは、年齢的にも一回りほど違うこともあり、また徹夜仕事などもあるので年齢で足切りをされるということでした。
これが冒頭でも紹介した徹夜仕事があるので意識しないといけないということです。
よくそれで心折れなかったですね?
と斎藤さんに聞くと
「どうしてもテレビの仕事をしたかったから」
といっていました。
斎藤さんがテレビの仕事をどうしてもやりたいという情熱のもと複数の転職サイトや転職エージェントに登録をすることでした。
間違っても1社でやろうと思っちゃダメだよ
とアドバイスをしてくれました。
なぜなら、
年齢というデメリットがある以上、自分の情熱をかってくれる会社に出会わなければいけない
でも出会い方がわからないんだから、数撃ちゃ当たるで分母を増やさないとだめなんだ
といっていました。
斎藤さんのくせにいいこというなと笑いをこらえたのは内緒です。
収入もサラリーマンのときよりは下がる
こちらもどのサイトやエージェントをみても、仕方がないことだよといっていました。
ただ、転職エージェントに話してもってきてもらった案件だけは年収が近かったのだそう。
落ちちゃったけどね
当時の斎藤さんは年収が650万ほどだったそうです。
それが現在のAD(アシスタントディレクター)の職で残業代を入れて450万ほど。
だいぶ下がったけどやりがいがあるからいいんだ
斎藤さんは笑っていました。
年下の先輩とうまくやれる?
新卒のADくんなどは下手をすると斎藤さんの息子さんくらいの年齢です。
そんな年下の先輩とうまくやれるのかどうかをとても心配されたそうです。
年下だからって後輩って思わないで先輩と敬意をはらって接するように意識した
かくいう私もその年下の後輩でしたが…
3年の下積みでディレクターに
3年ほど斎藤さんはADをやっていました。
みんなすぐに辞めるだろうと思っていたのですが、徹夜仕事なども誰よりも頑張っていました。
私はよく寝ていました。
そして3年で誰よりも早くディレクターになって番組の1コーナーを仕切っていました。
社会人経験や人生を長く生きてきた分の経験値はとても大きいです。
先輩たちをごぼう抜きしてのディレクターは快挙でした。
また仕事のやり方をしっているというのはとても大きな武器で
なにが優先順位をあげたほうがいいのかと日々PDCAサイクルを意識して取り組んでいたのが素晴らしかったです。
だからあなたも遅くない!
その後斎藤さんは今はチーフDとして番組全般を演出家と一緒に取り仕切っています。
もしこれを読んでくれているアナタが映像業界に足を踏み出そうとおもっているのならば
決して遅くありません。
ただ、門戸は年々年とともに狭くなっているのは意識してください。
複数の転職サイトや転職エージェントに登録されることをおすすめします
ポイント
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